今更Macbook2015をBootcamp
先日ひょんな事から、Windows8.1のライセンスを一本入手致しました。
これまで4ヶ月程、Macbookは快適に利用していましたが稀にWindows環境が欲しくなる事、ありますよね。いつかいつかはWindows環境。と思っていた所でしたので、これ幸いとBootcampを試してみる事にしました。
Windows環境で動作するMacbook2015もなかなか乙なものです。
目次
Bootcamp構築手順
実際に必要な手順なんかは既に語りつくされているかと思いますので簡単にポイントだけご紹介。
USB-CのワンポートしかないMacbookですが、電源につなげる必要なくバッテリーオンリーでBootcamp出来ました。
導入準備
Windows8.1の媒体
iso化してデスクトップにでも置いておきましょ。
USBメモリ
フォーマット可能なUSBが必要です。余裕をもって24GBを用意しました。
このUSB、FATでフォーマットしたままだとなぜかBootcampt時にエラーがでました。NTFSにフォーマットしなおした所すんなり通過。
導入
Bootcamp起動
Bootcampを起動し、デスクトップに配置したisoを利用し、USBに必要情報を書き込みます。
必要なドライバ類はすべてダウンロードすると、1GB強のダウンロードが発生しました。余裕のあるネットワーク環境で実施下さい。
当方、がちがちに使う予定無いのでWindowsは60GBと小さ目にしてみました。
Windowsインストール
USB上に構築が終わると再起動しWindows8.1の導入が始まります。
特筆する事は、「導入先ドライブ選択時、Bootcampドライブをフォーマットする」これだけです。後はふつうのWindows8.1導入とおんなじ。
Bootcampアプリのインストール
Windows8.1のインストールが終わると続けてBootcampアプリが起動してドライバ類を導入してくれます。
当環境ここでエラー発生!
無視して閉じた所、そのまま継続してドライバインストールしてくれました。怪しいけれどとりあえずそのまま。
Windows起動!
Bootcamp構築後なら、「altを押しながら電源ON」で何時でもOS選択が可能です。
早速Windowsを起動してみます。
使いづらい・・
MacOSが動くことに特化したMacbookでWindowsを動かすわけです。当然そのままでは使いづらいこと請け合い。
何点かカスタマイズしました。
項目サイズの変更
標準では、Macと同様のRetinaのようなテキストサイズです。
仮想デスクトップみたいな機能が無いWindowsではもう少し領域を広く使いたいので各項目を縮小して画面領域を広げました。
コントロールパネル⇒デスクトップのカスタマイズ⇒ディスプレイ
で選択可能です。
125%位にしておきます。
マウスカーソル/速度変更
こちらも標準では「小さくて」「遅い」
コントロールパネル⇒ハードウェアとサウンド⇒マウス
で選択して
- 「ポインター」タブで「大きいフォント」アイコンを選択
- 「ポインターオプション」で速度向上
この2点を変更
スクロール方向の修正
Bootcamp直後ではタッチパッドのスクロール方向が逆に設定されています。
こちら長いので後述
英数/かな置き換え
Macのキモ、英数/かなボタンがWindows8.1だとそもそも効きません。
これも長いので後述
動作問題点の対応
先程の2点を対応しました。
スクロール方向の修正
レジストリで変更が可能です。以下手順に沿って変更下さい。
- 「ファイル名を指定して実行」から「regedit」でレジストリエディタ起動
- HKEY_LOCAL_MCHINE\SYSTEM\ControlSet001\Enum\HID\VID_xxxx\xxxx\Device Parametersを開く
- 「FlipFlopWheel」「FlipFlopHScroll」を探す
- 発見した場合、どちらもダブルクリックして「値のデータ」に「1」を入力してOK
※VID_xxxxは複数あります、すべて確認下さい。
以上、再起動するとスクロール方向がMacと同方向になります。
レジストリなので、変更の際はご注意下さい。
英数/かな置き換え
Macと同様の英字/かなボタンを実現するには2Stepの対応が必要です。
無効化されている英数/かなボタンを有効化する
そもそもこの二つのボタンは押しても機能していないようです。
これをそもそも動作させる必要があります。
- Bootcamp導入に利用したUSBを指しなおす
- D:\Bootcamp\Drivers\Apple\AppleKeyBoardinstaller64.exeをコピー
- 拡張子をrarに変更し、解凍(7zipで解凍できます。)
- コントロールパネル⇒デバイスとプリンター⇒デバイスマネージャーを起動
- ヒューマンインタフェースデバイス⇒Apple SPI Keyboardのプロパティを開く
- ドライバの更新⇒コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索⇒コンピュータ上のデバイスドライバの一覧から選択⇒ディスク使用⇒展開したファイルを選択しインストール
- 再起動後、キーボードが利用不能になります。気にせず「ソフトウェアキーボード」を利用してログイン
- ログイン後、デバイスマネージャーを起動して「Apple Keyboard」を削除
- その後上部のメニューから「ハードウェア変更のスキャン」
- ドライバの再構成が走り「Apple SPI Keyboard」が自動追加
以上で英数/かなボタンが利用可能になります。
単純に消して入れ直しでは治らないので上記手順を踏む必要があります。
英数/かなボタンに機能を割り振る
機能がONになったはいいものの、すんなりMac通りの動きはしてくれません。
ボタン毎に機能を割り振ってあげる必要があります。
- タスクバーのIMEを右クリックしてプロパティを選択
- 詳細設定⇒全般⇒変更を選択
- キー項目から「無変換」を「IMEオフ」に設定
- 「ひらがな」を「IMEオン」に設定しOK
以上で、英数/かなボタンが「それっぽく」動いてくれるようになります。
あくまでそれっぽくなのでたまに誤動作します。困ったものです。
まとめ
そんな訳でBootcampでWindows8.1を入れた概要と、利便性向上で修正したポイントをご紹介しました。
やはりモノがいいのか、Macbookで動かすWindowsもいいものですね。電池の減りもそう悪くないです。
高解像度での作業だったりはWindows得意なので、場面場面で活用して行く事にします。
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